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結石闘病録・その2(2018年12月31日編)『結石の逆襲』

結石闘病録・その1(2018年12月30日編)
の続編です。

早く書かないと忘れちゃう(笑)

最初の痛みから12時間。痛みが帰ってくる

夜中、激痛にのたうち回ったが、一晩寝たら、けろりと直っていた。

これが鎮痛剤の成果なのか、それとも石の位置が変わったからは分からないが、実家にいる日程は限られているので、のんびりしているワケにもいかない。

この『痛くない時は痛くない』というのが、結石の特徴だと思う。喉元過ぎれば痛くないのだ。

というわけで、高3の受験生である息子(横浜においてきた)のために、娘(つまりお姉ちゃん)と学業の神様である北野天満宮に行って、絵馬を奉納するというタスクをこなさねばならない。

ちなみに、3年前には弟の方と天満宮に行って、姉の絵馬を奉納したから、そのお返しをしたいということなのだ。

クルマに乗って、北野天満宮に行く。

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ところが、天満宮に着く少し前から、腰が痛くなってくる。ヤバい。これは痛みが戻ってきた感じだ。

最初の痛みから、12時間ぐらい。鎮痛剤が切れたのか。腎臓から出た石が尿管を通って、膀胱に行ってしまえば、4mmぐらいの小さな石なので痛みはなくなると聞いていたのだが、これは痛い。膀胱に行ってなくて、単に鎮痛剤が切れていただけなのか?

しかし、痛みが本当にそうなのか迷ってるウチに天満宮に着いてしまった。なんとか乗り越えられるのなら、『絵馬奉納』というタスクはこなしてしまいたい。

というわけで、昨夜処方された飲み薬を飲んで(これはロキソニンらしい)しばらく休んでいたら、痛みも引き、天満宮にお参りもできた。

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帰りに、京都の街を少し歩いて、懐かしい同志社前店の天下一品でラーメンを食べたりする。

紅白を見ながら激痛に耐える

しかしながら、夜になるとまた激痛が帰ってきた。やっぱり、石はまだ流れてなんかいなかったのだ。

おりしも、12月31日。紅白歌合戦なんてやっているが、痛くてそれどころではない。痛みでじっとしていられなくて、貧乏揺すりをしたり、飛んだり撥ねたりする。

痛みの余りトイレに行って吐いてしまったが、天下一品のラーメンを戻すのはあまり気持ちのいい経験ではない(汚い話で失礼)。座薬の鎮痛剤を使うが、なかなか効果は出ない。

紅白歌合戦では、20年ぶりぐらいに僕らの前に姿を現したDA PUMPが「カモンベイベー、アメリカ!」なんて歌ってるが、それに合わせて飛び跳ねていたら、痛みで跳ねているのか、ノリノリになっているのか分からなくなった。

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痛みで飛び跳ねていると、Apple Watchは「ワークアウト中ですね?」なんて言ってくるが、違うのだ。痛いのだ。アップルのヘルスケアもまだまだだなと思わざるを得ない。

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痛みは波のように、強くなったり、ゆるくなったりする。緩んだ瞬間に、年越しそばを食べたり、Facebookに投稿したりしながら、年は明けて行った。これで、最初に発症してから24時間ぐらい。

結局、痛みに飛び跳ねながら、娘が見ていたジャニーズの年越しライブを見たりする。マリウスがステージの向こう側に落ちたりするが、こちらも痛いので、あまり他人の心配をする余裕がない。

結局、痛みが収まって眠りにつけたのはまたしても夜中の4時ごろだった。考えてみたら、夜に限って痛くなるな。そういうものなのか?

(続く)

(村上タクタ)